こちらの記事では『 キャンプ ・ DIY ・ アウトドア に関連する用語』内で紹介しきれなかった、「あ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。
「あ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語
アンカー とは
アンカー とは、テントや「タープ」を固定する「ペグ」の代用具で、地面が堅くてペグが入りにくい場合や、その逆で砂浜のようにペグが利かない場合に利用する。
舗装地や室内のイベント会場などで重宝され、鉄など比重の大きな金属で成形したオモリのようなものと、利用時に水や砂などを入れる中空の合成樹脂製がある。
砂や石を入れた布やビニール袋などでも代用できる。
いずれにしても、強風時など悪条件下では充分な注意が必要だ。
アウトドア とは
アウトドアとは「野外」という意味がある。
現在日本におけるアウトドアという語句には野外でキャンプ (キャンプ場でテントを張り、バーベキューをすること)のイメージが強くなっているが、もともとはアウトドアとは野外で様々なことをするという意味。
アウトドアクッキング とは
野外でキャンプ (キャンプ場でテントを張り、バーベキューなどの料理をすること)の際に作る料理のことをいいます。
例えばファミリーキャンプなどはあまり手間をかけないバーベキューや焼肉などが人気のアウトドアクッキングです。
もちろん手間暇をかける方もいらしゃいます。
アウトフィッター とは
アウトフィッターとは自然との関わりを楽んだり、それを職業にしている人のこと。
もともとの意味は「Outfit」用具一式を供給する集団などからきている。
つまりアウトフィッターとはそれらを供給する人のことを指す。
例えば登山、キャンプ、ハイキング、トレッキング、各種の自然体験、フィッシング、カヌー、カヤックなどのスクールや体験講習などでそれらを教える人のこと。
または講師。
もちろんアウトフィッターは提供するサービスに対してのノウハウが求められる。
日本ではあまり馴染み無い言葉だが、アメリカでは普及している。
アンカー とは
キャンプ場でテントやタープを張る際にペグが使えない場合にペグ代りに用いるアイテム。
だいたいがメッシュ状のものに石などを入れて重りとして用いる。
アンカーペグ とは
主に雪上や砂地、または固い地面といった、ペグの立たないところに使う特殊なペグのことで、ペグの形が十字型になっているのが特徴。
例えば雪中でテントを設営する際、雪の中に埋めるようなかたちでペグを這わせ、ロープテンションを得る。
アンレデッド とは
キャンプで使用するバーナーやランタンにおいてホワイトガソリンでも、自動車用の無鉛ガソリンでも使うことが出来ることの意味。
コールマンの製品などで表記されているものが多い。
インナーテント とは
インナーテント とは、テント本体の総称。
一般的なドーム型テントは、居住空間を生み出すインナーテントと、それを覆って雨風や日光から本体を守り、快適性を高める「フライシート」の二部構造になっている。
本体はウォール (側壁)部分と、底面であるフロアシートで構成され、ポールによってその立体形状を維持する。
高温多湿の日本では保温と通気を両立させるため様々な工夫がなされてきたが、最近では複数のテントや「タープ」を接続するタイプも登場した。
eVent (イーベント) とは
eVent (イーベント) フッ素樹脂膜そのものに疎水性を持たせた技術を駆使し、汗を外に放出しウェアの内側をドライに保つ画期的なファブリック。
優れた透湿、防水、防風機能の三拍子を兼ね備える高性能生地。
イブニングライズ とは
川において魚が水面や水面直下を流下してくる昆虫などを補食するため水面に姿を現すこと。
その際に水面に波紋ができる。
フライフッシングではこのライズの状態を見て釣りをする。
岩魚 とは
川に棲む魚のなかで最上流部の冷水域で生息し、その一生を淡水で過ごす。
肉食性で、水棲昆虫や他の魚、樹木などから落下してくる虫、カゲロウ、カワゲラ、トビゲラなどを食べる。
魚体には斑紋がある。
ヤマメに比べて野生的な顔立をしていて、厳しい環境下で生息していることを思わせる。
泳ぐのはヤマメに比べてあまり上手ではない。
食性がとても強く、流れてくるものにすぐに食い付く習性がある。
フライフッシャー達に愛されてやまない憧れの魚である。
イワナ属の種としては「ヤマトイワナ」「ニッコウイワナ」「アメマス」「ゴギ」の4亜種が存在する。
産卵期は10月~1月頃。
ウイングタープ とは
2本のポールで天幕の両端を固定し、2本の張綱で固定するタイプ。
天幕は四角形で実にシンプルで無駄のないデザインで、1人でも短時間で設営が可能。
長所としては風に強く、見た目の格好の良さなどが挙げられるが、短所としてはヘキサ型に比べ形状的に有効面積が小さく居住性があまり良くないということ。
しかしどことなくクラシカルでシンプルなウィング型を愛用している熱狂的なアウトドアマンも数多い。
魚網 とは
昆虫採取用の網と比べ網のリム部が金属などで補強されている網のこと。
魚をすくう際に川底の岩や砂利などに網の先端部分が当たり、網部がすぐに痛んでしまうのを防ぐために補強されている。
少し高価になるが、リム部の金属補強が2重構造になっており、網部に岩や砂利などが直接当たらない構造のものもある。
ガサガサなどハードに網を使う際には最適。
ウォータータンク とは
キャンプサイトで料理などに使う水を入れておくタンクのこと。
ウレタンマット とは
寝袋 (シェラフ)の下に敷く、ウレタンフォーム材でできたマットのこと。
長所としては安価だが、短所は嵩張ること。
LEDランタン とは
LEDランタン とは、LEDを採用した電気式「ランタン」。
同じ明るさでも、乾電池ランタンに比べ消費電力が小さいため点灯時間が飛躍的に伸び、寿命も長い。
形状の自由度も高まるので近年は様々なタイプが登場している。
クアッドLEDランタンのように複数の小型発光体で構成され、大型ランタンとしても、取り外して小型のハンディライトとしても利用できるタイプが人気を博している。
燃焼ガスが発生しないので、テント内など室内で重宝する。
LPガスカートリッジ とは
LPガスカートリッジ とは、野外の燃焼器具用ガスボンベ。
「キャンプ」における燃焼器具燃料は「ホワイトガソリン」と液体ガスに大別されるが、ガスカートリッジを使うタイプは、燃焼器具が軽量コンパクトで、ホワイトガソリンのように「ポンピング」等の着火の予備作業もないことから、ファミリーキャンプで人気が高まっている。
その一方で気温が低い時には火力が落ちたり、着火が難しくなるという短所もあり、使用済みカートリッジの処理にも気を遣わなければならない。
エビ網 とは
ネットの部分が小さく、網目が大きいことにより水中での素早いストローク (エビを捕まえるための網の動き)が可能になり、エビを捕まえることができる。
主に川エビは夜テトラポットや岩などの巣穴から出てきて、小魚なとを捕食する。
そのためエビのいる場所は障害物が多く、大きな網では捕りづらい。
釣具店などで安価で売っている。
オートキャンプ とは
オートキャンプ (オートキャンプ場)とは、バックパッキングなど自力で用具を運搬するスタイルに対し、自動車を利用した「キャンプ」の総称。
使用できる用具の量、種類とも飛躍的に増えるため、「テントサイト」での快適性が向上し、自然条件への対応の幅も広がる。
日本では、1970年代後半から認知されるようになった。
最近では、キャンプ場もそれに合わせて施設の充実を図っており、テントサイトの脇まで自動車を乗り入れることが可能なものをオートキャンプ場と呼ぶようになっている。
熾き火 とは
熾き火 とは、着火した薪や炭の燃焼状態を指す言葉で、時間が経って炎が落ち着き、薪や炭本体のみが赤やオレンジに焼けている段階。
メラメラと炎が上がっていると、素材に直接高熱が当たり表面だけが焦げてしまったり、炎の揺れによって焼きムラが出てしまう。
熾き火では火力、熱量が安定し、遠赤外線で内部までじっくりと火が通り、焼き物に必須の「遠火の強火」も可能になる。
備長炭の評価が高いのは高温で熾き火を長時間維持できるためだ。