キャンプ ・ DIY ・ アウトドア に関連する用語をまとめてご紹介。

はじめまして、キャンプ・DIY・アウトドア情報サイト「Outdoor Village (アウトドア ヴィレッジ)」です。

キャンプ道具やDIY用品などアウトドアを行う際、目的によって様々なアイテムを使用したり購入する必要があります。

しかし、いざ必要な道具・商品を購入するとなった場合どの様な道具が必要か分からなかったり道具の概要が分からないということがあると思います。

こちらの記事ではその様な、『必要な道具が分からない』や『道具の用途が分からない』『道具の使用方法が分からない』という方の為に、アウトドア関連用品についてまとめてご紹介したいと思います。

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「あ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、『アンカー』や『インナーテント』『アウトフィッター』など「あ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語をご紹介します。


アンカー とは
アンカー とは、テントや「タープ」を固定する「ペグ」の代用具で、地面が堅くてペグが入りにくい場合や、その逆で砂浜のようにペグが利かない場合に利用する。
舗装地や室内のイベント会場などで重宝され、鉄など比重の大きな金属で成形したオモリのようなものと、利用時に水や砂などを入れる中空の合成樹脂製がある。
砂や石を入れた布やビニール袋などでも代用できる。
いずれにしても、強風時など悪条件下では充分な注意が必要だ。

アウトドア とは
アウトドアとは「野外」という意味がある。
現在日本におけるアウトドアという語句には野外でキャンプ (キャンプ場でテントを張り、バーベキューをすること)のイメージが強くなっているが、もともとはアウトドアとは野外で様々なことをするという意味。

アウトドアクッキング とは
野外でキャンプ (キャンプ場でテントを張り、バーベキューなどの料理をすること)の際に作る料理のことをいいます。
例えばファミリーキャンプなどはあまり手間をかけないバーベキューや焼肉などが人気のアウトドアクッキングです。
もちろん手間暇をかける方もいらしゃいます。

アウトフィッター とは
アウトフィッターとは自然との関わりを楽んだり、それを職業にしている人のこと。
もともとの意味は「Outfit」用具一式を供給する集団などからきている。
つまりアウトフィッターとはそれらを供給する人のことを指す。
例えば登山、キャンプ、ハイキング、トレッキング、各種の自然体験、フィッシング、カヌー、カヤックなどのスクールや体験講習などでそれらを教える人のこと。
または講師。
もちろんアウトフィッターは提供するサービスに対してのノウハウが求められる。
日本ではあまり馴染み無い言葉だが、アメリカでは普及している。

アンカー とは
キャンプ場でテントやタープを張る際にペグが使えない場合にペグ代りに用いるアイテム。
だいたいがメッシュ状のものに石などを入れて重りとして用いる。

アンカーペグ とは
主に雪上や砂地、または固い地面といった、ペグの立たないところに使う特殊なペグのことで、ペグの形が十字型になっているのが特徴。
例えば雪中でテントを設営する際、雪の中に埋めるようなかたちでペグを這わせ、ロープテンションを得る。

アンレデッド とは
キャンプで使用するバーナーやランタンにおいてホワイトガソリンでも、自動車用の無鉛ガソリンでも使うことが出来ることの意味。
コールマンの製品などで表記されているものが多い。

インナーテント とは
インナーテント とは、テント本体の総称。
一般的なドーム型テントは、居住空間を生み出すインナーテントと、それを覆って雨風や日光から本体を守り、快適性を高める「フライシート」の二部構造になっている。
本体はウォール (側壁)部分と、底面であるフロアシートで構成され、ポールによってその立体形状を維持する。
高温多湿の日本では保温と通気を両立させるため様々な工夫がなされてきたが、最近では複数のテントや「タープ」を接続するタイプも登場した。

eVent (イーベント) とは
eVent (イーベント) フッ素樹脂膜そのものに疎水性を持たせた技術を駆使し、汗を外に放出しウェアの内側をドライに保つ画期的なファブリック。
優れた透湿、防水、防風機能の三拍子を兼ね備える高性能生地。

イブニングライズ とは
川において魚が水面や水面直下を流下してくる昆虫などを補食するため水面に姿を現すこと。
その際に水面に波紋ができる。
フライフッシングではこのライズの状態を見て釣りをする。

岩魚 とは
川に棲む魚のなかで最上流部の冷水域で生息し、その一生を淡水で過ごす。
肉食性で、水棲昆虫や他の魚、樹木などから落下してくる虫、カゲロウ、カワゲラ、トビゲラなどを食べる。
魚体には斑紋がある。
ヤマメに比べて野生的な顔立をしていて、厳しい環境下で生息していることを思わせる。
泳ぐのはヤマメに比べてあまり上手ではない。
食性がとても強く、流れてくるものにすぐに食い付く習性がある。
フライフッシャー達に愛されてやまない憧れの魚である。
イワナ属の種としては「ヤマトイワナ」「ニッコウイワナ」「アメマス」「ゴギ」の4亜種が存在する。
産卵期は10月~1月頃。

ウイングタープ とは
2本のポールで天幕の両端を固定し、2本の張綱で固定するタイプ。
天幕は四角形で実にシンプルで無駄のないデザインで、1人でも短時間で設営が可能。
長所としては風に強く、見た目の格好の良さなどが挙げられるが、短所としてはヘキサ型に比べ形状的に有効面積が小さく居住性があまり良くないということ。
しかしどことなくクラシカルでシンプルなウィング型を愛用している熱狂的なアウトドアマンも数多い。

魚網 とは
昆虫採取用の網と比べ網のリム部が金属などで補強されている網のこと。
魚をすくう際に川底の岩や砂利などに網の先端部分が当たり、網部がすぐに痛んでしまうのを防ぐために補強されている。
少し高価になるが、リム部の金属補強が2重構造になっており、網部に岩や砂利などが直接当たらない構造のものもある。
ガサガサなどハードに網を使う際には最適。

ウォータータンク とは
キャンプサイトで料理などに使う水を入れておくタンクのこと。

ウレタンマット とは
寝袋 (シェラフ)の下に敷く、ウレタンフォーム材でできたマットのこと。
長所としては安価だが、短所は嵩張ること。

LEDランタン とは
LEDランタン とは、LEDを採用した電気式「ランタン」。
同じ明るさでも、乾電池ランタンに比べ消費電力が小さいため点灯時間が飛躍的に伸び、寿命も長い。
形状の自由度も高まるので近年は様々なタイプが登場している。
クアッドLEDランタンのように複数の小型発光体で構成され、大型ランタンとしても、取り外して小型のハンディライトとしても利用できるタイプが人気を博している。
燃焼ガスが発生しないので、テント内など室内で重宝する。

LPガスカートリッジ とは
LPガスカートリッジ とは、野外の燃焼器具用ガスボンベ。
「キャンプ」における燃焼器具燃料は「ホワイトガソリン」と液体ガスに大別されるが、ガスカートリッジを使うタイプは、燃焼器具が軽量コンパクトで、ホワイトガソリンのように「ポンピング」等の着火の予備作業もないことから、ファミリーキャンプで人気が高まっている。
その一方で気温が低い時には火力が落ちたり、着火が難しくなるという短所もあり、使用済みカートリッジの処理にも気を遣わなければならない。

エビ網 とは
ネットの部分が小さく、網目が大きいことにより水中での素早いストローク (エビを捕まえるための網の動き)が可能になり、エビを捕まえることができる。
主に川エビは夜テトラポットや岩などの巣穴から出てきて、小魚なとを捕食する。
そのためエビのいる場所は障害物が多く、大きな網では捕りづらい。
釣具店などで安価で売っている。

オートキャンプ とは
オートキャンプ (オートキャンプ場)とは、バックパッキングなど自力で用具を運搬するスタイルに対し、自動車を利用した「キャンプ」の総称。
使用できる用具の量、種類とも飛躍的に増えるため、「テントサイト」での快適性が向上し、自然条件への対応の幅も広がる。
日本では、1970年代後半から認知されるようになった。
最近では、キャンプ場もそれに合わせて施設の充実を図っており、テントサイトの脇まで自動車を乗り入れることが可能なものをオートキャンプ場と呼ぶようになっている。

熾き火 とは
熾き火 とは、着火した薪や炭の燃焼状態を指す言葉で、時間が経って炎が落ち着き、薪や炭本体のみが赤やオレンジに焼けている段階。
メラメラと炎が上がっていると、素材に直接高熱が当たり表面だけが焦げてしまったり、炎の揺れによって焼きムラが出てしまう。
熾き火では火力、熱量が安定し、遠赤外線で内部までじっくりと火が通り、焼き物に必須の「遠火の強火」も可能になる。
備長炭の評価が高いのは高温で熾き火を長時間維持できるためだ。


「か」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、『汽水域』や『キャンドルランタン』『キャノピー』など「か」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語をご紹介します。


カヌー とは
カヌーとはオープンデッキの小型舟艇で、狩猟や輸送の手段として太古から人類と深く関わってきた。
その名称はカリブ海域における通称が語源と言われているが、世界各地で同様の舟艇が使われてきた。
広義には、甲板構造を持つタイプ(カナディアンカヌーと表記されることもある)と甲板のない「カヤック」を含めてカヌーと呼んでいるが、一般には前者を指すことが多い。
カヌーではパドルの片側に、カヤックでは両端に水掻きがついている。

カヤック とは
オープンデッキの「カヌー」に対して、漕ぎ手が座るコクピット以外を甲板で覆われたクローズドデッキタイプをカヤックと呼んでいる。
その原型は、ベーリング海、北極海など、北方海域の原住民が使っていた小型ボートに見ることができ、カヤックという名称も、カナディアンイヌイットの言語が語源と言われてきた。
わが国における競技スポーツとしての歴史も古く、オリンピックも意識して1939年には日本カヌー協会が発足している。

空焼き とは
「ランタン」の多くは、ガスや気化した「ホワイトガソリン」を「マントル」と呼ばれる繊維質の発光体で燃焼させ、周囲を照らす仕組みになっている。
マントルをきれいに輝かせるには、セット後、燃料を使用せずに焼いて、灰のような状態にしておかなければならない。
この作業を空焼きと呼んでいる。
しかし、非常に脆くなるため壊れやすく、完全に崩壊しなくても、一部が欠損しただけで性能の低下は避けられない。
予備マントルを必ず用意しておこう。

蛙岩 とは
琵琶湖から唯一流れ出ている瀬田川にあった岩のことで現在はない。 その岩のあった一帯は関西でも有数のスラロームゲレンデがあり、上流部の南郷洗堰の放水量によってはフリースタイルカヤックもできる瀬が連続してある。この岩にちなんで蛙岩の瀬という。

キャノピー とは
テントの入り口部分に設えられた“ひさし”のことで、ファミリー向けテントに設定されていることが多い。
かつては、日光を遮ったり、雨天時の出入りを容易にする目的だったが、最近では大型化してミニ「タープ」として機能するようになった。
少人数なら、このスペースで調理や食事も、ちょっとした日陰のティータイムを楽しむこともできる。
構造としては、「フライシート」の一部分をキャノピーポールと呼ばれる柱で張り出させるケースが多い。

キャンプ とは
かつては、保養や休息のため行なう野外での宿泊の総称だったが、最近では宿泊を伴わなくてもキャンプと呼ぶことが多くなった。
日本語では露営、野営などと言い、特にテントを張ることを幕営と呼んだ。
近年では日帰りで調理などを中心に楽しむワンデイキャンプ、テントを使用せずに宿泊施設を利用する「コテージ」キャンプや「バンガロー」キャンプ、音楽等のイベントと組み合わせるフェスキャンプなど様々な新しいスタイルが生まれている。

キャンプファイヤー とは
「キャンプ」で楽しむ焚火の総称。
ボーイスカウトや林間学校では活動の象徴的な儀式だが、一般のキャンプでも人と人を結ぶコミュニケーションの場として、人気のコンテンツだ。
しかし、近年は薪や炭を直接地面に置いて火を炊くことを禁じる「直火禁止」のキャンプ場が多く、“ファイヤープレイス”などと呼ばれるキャンプファイヤー用のツールの人気も高い。
いずれにしても終了後完全に消火させ、直火の場合は灰や炭を放置してはならない。

汽水域 とは
川が海に流れ込んでいる河口部がこれにあたる。 潮の干満によって淡水と海水入り混じり変動する場所。 汽水域に生息する魚としてマハゼ・ボラ・スズキなどが挙げられる。

キャンドルランタンのイメージキャンドルランタン とは
名前の通りキャンドル(ろうそく)で灯すランタンのこと。 あまり明るくはないが、柔らかい灯りはムーディーで心が安らぐ。 最近では虫除け効果のあるものやマイナスイオンが発生するものまである。 メインランタンとは別にテーブルに置くといい。

キャビン とは
小屋という意味。 はっきりした定義があるわけではないが、キャンプ場においてはバンガローとコテージの中間くらいの宿泊施設のこと。

キャンピングカー とは
寝泊りができる設備を備えた車のこと。通常キャンプで使用するテントやその他のキャンプ道具一式がクルマに備え付けられている。 キャンピングカーは通常の車両とは異なり8ナンバー登録である。

キャンピングカートサイト とは
いわゆるキャンプ場の中にあるキャンピングカー専用の区画サイトのことで、キャンピングカーを駐車できる大きめの区画サイトのこと。炊事場などの設備のあるところが多い。

キャンプサイト とは
テントやタープを設営するための場所のこと。単にサイトともいう。このキャンプサイトにはいろいろなケースがある。写真のように完全に区画されているいるものやフリーサイトのようにテント、タープを設営するスペースが区画されていない場合もある。

キャンプファイヤー とは
言葉どうり、キャンプで盛大に火を炊き、輪になり火を囲んで歌を歌ったり、ゲームをしたり、楽しい話しや、お化けの話などをしたりすること。あのこうこうと燃える火を見ながら学校の先生がしてくれた怖い話は今でもはっきり憶えている。あのめらめらと夏の夜空に燃え上がる炎は何とも言い難いものがある。しかし最近では安全上の問題からか、或いは他の事情かあまり見かけなくなった。

魚道 とは
魚道(ぎょどう)とは、堰堤・堰などによる魚の遡上が妨げられる場所で、魚の遡上させるために設けられた人口の構造物のこと。 特に川に棲息する魚の中には、サケ科のように川と海を一生の間に行き来する種があり、堰堤・堰などの人口の構造物があると産卵のために魚の遡上が妨げられてしまう。 これを助けるために人工的に設けられた構造物が魚道(ぎょどう)である。

銀マット とは
アルミシート製のマットのこと。 安価であるが厚みが薄く、エアマットに比較するとどうしても寝心地の点で劣る。 また収納においても丸めることしかできずかさばる。

クーラーボックス とは
食材や飲料、氷などを保管するための保温収納具。
硬質プラスチックや金属で外殻部を作り、発泡材を充填したハードタイプと、ビニールなどでウレタンなど断熱材を挟んだソフトタイプとがある。
5リットル前後の小型から、100リットル超のマリン用までさまざまなサイズが販売されており、一般的な「キャンプ」では30~50リットルほどが使いやすい。
運搬の利便を向上させるため転輪がついているものや、飲料缶を納めるドリンクホルダーがついたタイプもある。

クッカー とは
かつては、野外での携行性を向上させるため大小の鍋やフライパンなどがひとつに収納できるように設計されたものを指したが、近年は「キャンプ」で使う鍋や釜など調理器具の総称としても使われる。
アルミ、ホーローなど丈夫で携行に便利な素材が多いが、ステンレス製の人気が高い。
高価だが軽量で熱伝導に優れるチタン製も登場し話題になっている。
「オートキャンプ」では、土鍋などの陶磁器や「ダッチオーヴン」のような鋳鉄製もポピュラーだ。

グランドシート とは
グランドシートとは、テント本体の床部自体を指す場合と、テントの床布と地面の間に敷くシートを指す場合があり、前者ではフロアシートと呼ぶことも。
本来、テントの床部生地には丈夫な素材が採用されているが、後者のグランドシートは、地面の岩や木の枝などによる思いがけない床布の破損や、汚れや濡れを防ぐことができるため、近年は使用者が増加している。
各種サイズが用意されているので、使用するテントに適合するものを選ぼう。

グローブ とは
「ランタン」の燃焼部分を保護する耐熱ガラス製のカバー。
ホヤと呼ぶこともある。
透明なタイプが一般的だが、光が直接的で眩しすぎるという理由で曇りガラスの人気も高い。
また、山や野生動物などいろいろな絵柄、デザインを施したものも人気で、イヤーランタンと称した限定バージョンも発売されている。
使用時には非常に高温になるため、直接触れてはならない。
また、運搬時の破損を避けるためのカバーも発売されており、広く使われている。

クロスカントリースキー とは
クロスカントリースキー(Cross-country Skiing)は、ノルディックスキーの一種で、林野を走ったり、歩くことができるスキーの総称。
XCスキーとも呼ばれている。
これに対し、斜面を滑り降りるスキーがアルペンスキーだ。
平地や傾斜のない山道を進んだり、斜面を登るために、幅5cm前後で金属エッヂのないスキー板を使用する。
散歩のようにゆっくりと風景を楽しむことも、 ハードな競技スポーツとして楽しむこともできる幅の広いレジャーだ。

クロスポール とは
天井で支柱(ポール)が交差するタイプのテント。
ポールは、しなやかな中空構造で、素材はアルミ合金やスチール、FRPなどから、テントの用途やサイズ、価格によって選ばれる。
多くは運搬時の携行性のため折り畳み式となっている。
しかし、分解時の紛失防止や、組立の簡素化のため、ゴムやチェーンなどで連結されており、簡単に復元する。
テントには、このポールに本体を吊り下げるタイプと、本体に直接ポールを通すタイプとがある。

コット とは
「キャンプ」で使用する折り畳みベッドの総称。
その多くは、アルミやスチールなどの支柱に、ナイロンやコットンの生地を張った軽量&コンパクトな構造だ。
コットを使用すると、地面の凹凸が気にならず、地面に接しないため冬は温かく、通気がよいので夏は涼しく過ごせる。
まさに、「冬温かく夏涼しい」という理想の就寝用具だ。
また、設営や撤収時に荷物を整理する簡易テーブルとしても、「シュラフ」や衣服を日干しにする際にも便利である。

コテージ とは
台所や風呂、トイレを備えた山小屋状の宿泊施設。
最近はスキー場、管理釣り場にも併設されるようになった。
冷蔵庫やテレビを備えたケースも多く、誰でも自然での快適なひとときを過ごすことができる。
近年、こういった施設を使ったアウトドアライフが人気だが、その背景には、乳幼児や高齢者の参入や、野外で手軽に余暇を過ごしたい人々の増加があり、コテージ「キャンプ」、「バンガロー」キャンプと呼ばれる新たなカテゴリーになっている。


「さ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、『スクリーンタープ』や『スキレット』『ジャグ』など「さ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語をご紹介します。

ジャグ とは
水など各種飲料を入れる取手のついたタンクの総称。
その多くはクーラーのような断熱材がボディーに封入され、保温性能も有する。
ボディーは金属製とプラスチック製とがあり、2リットルほどの小型から、40リットル前後のものまで様々なサイズ、タイプが揃っている。
大きなものはキッチン脇に置いて簡易水道のように使われることもある。
小型では上蓋に引き上げ式の飲み口が、中~大型では下部にワンタッチの注ぎ口や蛇口が設けられていることが多い。

スイスアーミー とは
スイスのビクトリノックス社の小型多機能ナイフ。
スイス陸軍が採用したことからこの名があるが、現在ではアウトドアファンに広く愛されている。
スウェーデン鋼を採用したナイフは切れ味鋭く、強靭で、野外での使用に適している。
手のひらに収まるほどのサイズに、ハサミやピンセット、ヤスリ、ワインオープナー、マイナスドライバーなど様々な機能が付属しているが、モデルによって異なるので用途に合わせて選ぶとよいだろう。

スキレット とは
鋳鉄製のフライパン。
同様の鋳鉄製調理具に「ダッチオーヴン」があるが、スキレットは手軽に使え、IHヒーターとの相性がいいので家庭の台所で使われることも多い。
丸型、四角型、平底、筋目の突起があるものなど様々なタイプ、サイズがあり、最も一般的なのは丸型10インチの平底。
カバー(蓋)に炭や薪を乗せればダッチオーヴンのように上火からの過熱もできるが、カバー自体をガスなどで焼いてから乗せればそれに近い効果がある。

スクリーンタープ とは
通常の「タープ」は1枚布の平面的な構造だが、スクリーンタープは、テントのような立体形状で、タープでありながら閉鎖的なスペースを得ることができる。
メッシュ生地を多用しているので、タープの解放感は保ちながら一定のプライバシーが守られ、虫や風に舞う塵などの侵入も防ぐことができるのが魅力だ。
最近では、テントと接続できるシリーズ商品も開発され、スイートルームのような快適で広大な居住空間を得られるようになった。

ストーブ とは
キャンプで使う調理用燃焼器具の総称。
燃料は、灯油、「ホワイトガソリン」、ガスカートリッジで、手のひらに載るほどの登山用のコンパクトなものから、ファミリーキャンプ用の「ツーバーナー」まで様々なタイプがある。
ホワイトガソリンのツーバーナーでは、火力で家庭用ガスコンロを凌ぐモデルもあり、揚げや炒めは家庭より旨くできると評判だ。
コンパクトなシングルバーナーは、ハイキングや釣りで、コーヒーを軽く一杯…というのにお薦め。

スノーシュー とは
Snowshoe。
雪上を徒歩で移動するための専用靴。
実際には、長靴やスノーブーツを履いたまま装着するので補助具と言ったほうがよいかもしれない。
日本にも同様の雪上靴があって「かんじき」と呼ばれている。
フレームは、プラスチックやジュラルミンで作られることが多く、軽量で丈夫。
雪に潜りにくく抜きやすいため初心者にもやさしい。
本来は冬期の生活用具だったが、近年はこれを装着して雪山や雪原の美しい光景を楽しむ人々が増えている。

スリーピングバッグ とは
「キャンプ」で使用される寝袋。
シュラフともいう。
「マミータイプ」と呼ばれる人型のシルエットのものと、レクタングラータイプと呼ばれる封筒型に大別される。
マミーは保温性に優れるが、封筒型では二つをつなぐことが可能で大柄な人や親子に人気だ。
中には保温材として羽毛や化繊綿を封入してあり、スリーシーズンから厳寒期用まで対応温度が設定されている。
表地はナイロンか混紡が多いが、裏地はコットンのほうが肌触りもよく快適だ。


「た」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらの記事では「た」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。

『タープ』や『ダッチオーヴン』『ツーバーナー』『テントサイト』などについて掲載。


タープ とは
日差しや風雨を防ぐ1枚布。 ポリエステルやナイロン製で各所にハトメを打ってあり、そこにロープを通して、ポールで屋根のように張る。 ワンデイ「キャンプ」やアウトドアパーティで重宝されるが、テントと組み合わせる場合はリビングスペースやキッチンとして機能することが多い。 基本は長方形だが、近年はアレンジが自由で風雨に強い六角形のヘキサタイプや、簡単にセットアップできる屋根型の構造材を持ったシェードの人気が高い。

耐水圧 とは
生地の耐浸水能力を示した数値。 「タープ」やテントの性能表示に用いられる。 通常、1000mm前後が基準と言われているが、数値が大きいほど強い雨に耐えられる。 ちなみに、500mmで小雨、通常の雨で1000mm、豪雨で1500mm程度。 特に「フライシート」には強い耐水圧が求められ、上級商品では3000mmをうたっている物もある。 いずれにしても、高湿多雨の日本では高い耐水圧と、湿度を溜めないための通気性や換気性能を高次元で実現したテントが求められている。

ダッチオーヴン とは
炭や薪を乗せることでオーヴン機能を有する鋳鉄鍋の総称。 最近では鋳造アルミ製も含むことがある。 西部開拓時代に多用され広く認知されるようになった。 名の由来は、オランダ商人が売り歩いたことによるとされているが他にも諸説ある。 蓄熱性が高く、火の当たりが均等で柔らかいのが特徴。 重い上蓋と本体の隙間に水蒸気が溜まって圧力鍋のような効果も発揮する。 スローフードの流行と共に「キャンプ」シーンでも人気が高まってきた。

着火剤 とは
薪や炭に着火するための薬剤。 薪や炭は、BBQグリルや「キャンプファイヤー」に欠かせない燃料だが、初心者にとって火をつけるのは容易でない。 そのため、かつては新聞紙や段ボール、ガムテープなどが多用されたが、より簡単で安全な着火のために開発されたのが各種の着火剤だ。 多くはアルコールなどを原料として、ゼリー、スティックなど、安全性が高く携行に優れた形状になっている。 多少の風でも着火が可能で、火持ちもいいのが特徴だ。

ツーバーナー とは
「キャンプ」での調理用燃焼具の代名詞ともいうべき、コールマンの名作「ストーブ」。 シンプルな構造のためメンテナンスが容易で長年の使用に耐える。 ふたつの燃焼口を持つことからこの名がついた。 その原型は1923年発表のキャンプストーブ。 かつては「ホワイトガソリン」のみだったが、現在では「LPガスカートリッジ」モデルも発売されている。 前者では6400kcal、後者では7000 kcalものパワーを発揮。 かつては燃焼口が3つのスリーバーナーも流通していたが今はない。

デイパック とは
日帰り程度のハイキングで使われる小型のリュックサック。 語源は「Daypack」。 徒歩時のフィット感を増すためティアドロップ(涙滴)型が多いが、素材、デザインとも実に多彩だ。 最近では街歩きでも多用され、ファッションアイテムとしても確立している。 基本的にフレームはなく、発泡系樹脂のパッドや合成樹脂のプレートの内蔵で、整形と緩衝機能を持たせているものが多い。 亜流としてワンショルダーのタイプも登場し、散歩などで人気だ。

テントサイト とは
テントや「タープ」を設置するために用意されたスペース。 「キャンプ」サイトもほぼ同じ意味で使われる。 広義では各キャンプ場そのものを指し、狭義ではキャンプ場内のひと区画ごとを指す。 また、テント、タープ、テーブル、「ストーブ」などをレイアウトした状態をサイトと呼ぶこともある。 最近のキャンプ場では事前に区割りがされていることが多いが、敷地内なら自由にテントを張れるケースもあって「フリーサイト」などと呼ばれている。

ドームテント とは
半球状のテントの総称。 その多くは、しなやかなポールによって生地を保持するので、設営が楽でコンパクトに収納できる。 平面と直線で構成されるロッジ型テントに比べ、風雨に強く軽量なため、登山用として普及していた。 しかし、多人数用、「オートキャンプ」用に大型化したものも登場し人気を博している。 近年では大ぶりな「キャノピー」を持つタイプや、換気性能を向上させたモデルが発表され、居住性や快適性が飛躍的にアップしている。

トレッキング とは
語源は、Trekking。 日本では比較的軽便な山歩き、健康やレクリエーションを目的とした山林野周遊を指すことが多い。 しかし、近年は広義に解釈され、リバートレッキング、スノートレッキングなどと応用されることもある。 一般的に登山は登頂が最終目的として存在するが、トレッキングでは山を歩く場合でもプロセスを楽しむ傾向が強く、前出のように手段や場所が異なっても、景観を楽しみながら移動するレジャーを包含するようになった。


「な」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、「な」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。

『中洲』や『長良川』『流れ込み』などについて掲載。

中洲 とは
川の中にできる陸地のこと。上流から流れてきた土砂などが堆積し陸地を形成している場所のこと。 大体は川の中流域から下流域でよく見られる。 川の中にできた中洲は川の水量によっては消えたり、出現したりするものと、ずうっとそこにあるものがある。それは単純に中洲の規模(大きさ)の問題で高知県の四万十川にある三島キャンプ場などは中洲としての面積も広大で中にはキャンプ場や田んぼなどがあるような所もある。 またよくサマーキャンプなどで小さな中洲にキャンプをしているの見かけるが、それは川が氾濫したとき非常に危険な場所になるの注意が必要である。

長良川 とは
東海地方における代表的な河川で、水源を大日ヶ岳(岐阜県郡上市)に発して岐阜県を流れ、伊勢湾までいたる。総延長は166kmにもおよぶ。 長良川は清流としても有名であり、四万十川、柿田川とともに日本の三大清流のひとつに数えられている。また長良川は「長良川鵜飼」で有名である。上流部にダムがない川としても有名だが、東海地方においてカヤックのメッカといっても過言ではない。街中を流れる川なのに水質は抜群でそのあたりもカヤックをするものの心を惹く川である。

長良川鵜飼 とは
長良川鵜飼とは、毎年長良川で5月11日~10月15日まで行われる伝統行事のことである。 その起源は鮎と採るための川漁であるが現在では観光行事になっている。煌々と篝火を焚き鵜に鮎を獲らせる姿は圧巻である。

長良川 とは
平成13年度に環境省によって選定された「日本の水浴場88選」に選ばれた場所のこと。夏には清流を求めてこの河原でバーベキュー・水遊びをする人が多く、鵜飼や花火大会等のイベントも行われる。

流れ込み とは
大きな川にはいくつかの支流の流れ込みが存在していて、その支流は大体が山岳部より流れてくるものが多く、本流と比べ水質も良く本流の浄化作用や水位安定などの働きもある。 またこの流れ込みはそこに棲む魚たちの行き来にも大いに役立っている。流れ込みに足を浸けて立ってみると、本流との水温の違いに驚く。

野点 とは
野外において自然を楽しみながら茶を点てること。 近年アウトドアにおいてもフィールドでよくおこなわれている。 またアウトドアでお茶を点てる道具などのセットも売っている。


「は」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは「は」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。

『バンガロー』や『フライシート』『ベンチレーション』『ポンピング』などについて掲載。


バンガロー とは
トイレや台所を持たない小屋。基本的には雨風を凌ぐ程度の簡素な設備だ。ほとんどの場合照明はあるが、調理器具などは持ち込むことになる。最近では、寝具は置くところが多くなってきた。「コテージ」が通常の生活に近いサービスレベルを提供するのに対し、バンガローはよりシンプルで自然に近い生活を味わうことができる。そのため、テントを張る手間は省きたいが、野外生活の醍醐味を味わいたいという人々の間で人気が急上昇している。

ファーストエイドキット とは
携行用緊急用品セット。自然の中ではどんなアクシデントに遭遇するか分からず、速やかに治療を受けられる状況がない場合も多い。そのため、怪我や体調の悪化に備えて最低限の対策は準備しておくべきである。薬や包帯はもちろん、遭難に備えて、保温シートや緊急食糧が加わる場合もある。行き先によっては毒蛇対策のキットや簡易の飲料水製造セットなども。当然、目的地や予想される自然条件、参加者によって、その構成は変わるのである。

フライシート とは
テント本体を覆うナイロンやポリエステルの薄い布。「インナーテント」と呼ばれるテント本体も一定の防水性、撥水性は持っているが、万全を期すため、強度や「耐水圧」をアップしたもう1枚のシートで全体をカバーする。これは雨風だけでなく、紫外線や木の枝などによるインナーテントの劣化、傷も防いでくれる。また、フライシートの下には空気の層ができるため、テント内の温度や湿度を維持するのに役立ち、快適な居住空間を生み出すのである。

フリークライミング とは
岩登りのうち、身の安全を確保するための確保用具と滑り止めのチョーク、専用クライミングシューズ、そして自らの手足のみを使い、補助具に頼らないスタイルの呼称。基本的には、自然界に存在する岩の凹凸や穴、割れ目などを支点として登攀する。このうち、登攀の手段としてロープを使わないものをボルダリングと呼ぶが、最近では室内の人工的な岩盤でボルダリングを楽しむ人々が増えており、新たなレジャーとして認知されるようになった。

ペグ とは
地中に打ち込んでテントや「タープ」を固定する器具。プラスチックや、硬質アルミ、スチールなどで作られており、頭部には張り綱を掛けるためのフックが設けられている。ペグを打つ場合は、抜けを防止するために張り綱に対して60~90度の角度を設けるのが基本。強風時、張り綱にかかる力は非常に強く、抜けたペグが思わぬ方向に飛ぶこともあるので注意が必要だ。金属製は撤収時に見失いやすいため、目立つ色のリボンなどを結んでおくといい。

ベンチ とは
「キャンプ」用の長椅子。「コット」と同様、アルミやスチールのフレームに生地を張ったもので、携行のため折り畳みになっている。チェアやテーブルを揃える人は多いが、ベンチをひとつ用意しておくと実に便利で快適だ。並んで座れるので、コミュニケーションに役立つのはもちろんだが、テーブルやクーラースタンド代わりにもなる。「キャノピー」の下に設置すれば、靴の脱着時に便利だし、コット脇なら就寝時に眼鏡や時計などを置くことができる。

ベンチレーション とは
テントの空調。近年、テント室内の快適性を高めるために、換気や空調が注目されるようになった。特に、「キャンプ」のハイシーズンである夏季が高温多湿となる日本では、その優劣が商品力に大きく影響する。「フライシート」と「インナーテント」の間にスムースな空気の流れができるような形状や、インナーテントの下部と上部にメッシュ部を設け、内部に溜まる暑気や湿気が天井から排出されるように設計したものなど、各メーカーがノウハウを競っている。

ホワイトガソリン とは
燃焼器具に使われる純度の高いガソリン燃料。揮発性が高く、火力も強い。一方で管理や使用法を誤ると事故につながるため、取り扱いには注意が必要である。ホワイトガソリン燃焼器具の多くは、「ポンピング」と呼ばれる加圧作業によって燃料を噴出するが、その過程で燃料自体にも加熱しガス化させ、効率よく燃焼させる。そのため低温下でも着火でき、火力が低下することもない。燃焼が良好な状態では炎がほとんど見えないので注意しよう。

ポンピング とは
燃焼器具の着火前に行なう加圧作業。「ホワイトガソリン」の燃焼器具では、燃料を満たした後、ポンプ作業によってタンク内を高圧にする。その結果、燃料が燃焼口から噴出し着火が可能になる。加圧するためにはタンク内に一定量の空気が存在しなければならず、規定量以上にホワイトガソリンを入れるとポンピングの効果が充分に発揮されない。ポンピングを繰り返すとだんだん手ごたえが固くなり、やがて押し込みにくくなったら準備OKだ。


「ま」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、「ま」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。

『マントル』や『マッチ・ザ・ハッチ』『モステント』などについて掲載。


マントル
ランタンの光源部分。繊維を編んだ袋のようなもので、その内部に燃料が噴射され燃焼、発光する。 白熱電球におけるフィラメントの役割と考えればいい。メーカーによって素材や含浸物質が異なり、光量や光色、対応燃料、耐久性に差がある。 多くは発光前に、空焼きして灰化しておかなければならない。衝撃による破損が多いので、必ず予備を持参する。 小さな穴があっても発光するが、加熱などトラブルが考えられるので交換したほうがいい。

マイクロレギュレーター
マイクロレギュレーター機能とは『小型のガス圧力調整器』のこと。 「温度低下によるボンベ内の圧力の低下」を解決するための機能です。 外気温の低下や、連続使用によってボンベ内の圧力が変化してしまっても、マイクロレギュレーターが圧力を調整してくれるので、常に安定したガスをバーナーに供給してくれます。

マッチ・ザ・ハッチ
フライフィッシングの世界の用語で川に生息する魚(主にイワナ、ヤマメ、アマゴ)などが、その時何を捕食しているかを調べ判断してフライを合わせて釣ること。 主に流下昆虫(カワゲラ・トビゲラ・カゲロウ)といった昆虫は水中で幼虫の時代を過ごし成虫(羽化)になるとき水面に上がってくる。 そして水面で羽化し飛び立つ。この瞬間を狙って魚は捕食する。 また大量のハッチがおこなわれると羽化に失敗し流下してくる昆虫を捕食したりする。

モステント
デザイナーのビル・モス(Bill Moss)によってデザインされ製品化されたアウトドアマン憧れのテント。 現在はMSR社ブランドになり、カスケードデザイン社の傘下となっている。 日本の正規代理店は株式会社モチヅキ。http://www.e-mot.co.jp/ モステントはシルエットの美しさや豪華さ、高級感から、未だなおネットで中古品を買うユーザーも多くその人気は高い。

「や」「ら」「わ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語

こちらでは、「や」「ら」「わ」行のキャンプ・DIY・アウトドア関連用語についてまとめてご紹介します。

『リバーツーリング』や『レイヤードシステム』『ロッジテント』などについて掲載。


簗 とは
川の瀬などに設けられた鮎などを取るための漁の設備。構造的には木や竹などで幅広い台を作り流れの強いところに設置する。 この台は上流側は水中に沈んでいて、下流側は水上に出るという仕掛けになっている。 つまり上流側から泳いできた魚は知らないうちに簗に入り台の上に打ち上げられるというもの。 全国各地にある観光簗では、有料でこの打ち上げられた魚を捕まえたり、料理して食べさせてもらえるものもある。

湧水 とは
湧水(ゆうすい)とは湧き水のことで、山の麓などに湧き出る水のこと。 この湧水地は水温がとても低くトゲウオなどの独自の生物が生息している。

幼魚 とは
幼魚(ようぎょ)は卵からかえってすぐの魚のこと。つまり子どもの魚のことを指す。 成魚とは形も大きさも異なる。 稚魚(ちぎょ)ともいう。

ランタン とは
野外で使用される小型照明器具。燃料、熱源によってさまざまなタイプが販売されている。 主なものは、電池、ガス、「ホワイトガソリン」だ。話題はLEDタイプで、照明時間が長く、室内でも使えるのが特徴。 灯油はあまり見かけなくなったが、キャンドルランタンは炎のゆらぎが独特の雰囲気を出すので根強い人気がある。 「オートキャンプ」の場合、調理用の「ストーブ」も持っていくことが多いので、燃料は共通にしておいたほうが何かと便利だろう。

リュブリカント とは
燃焼具のポンプカップ用潤滑油。 「ホワイトガソリン」を使用する燃焼器具では、「ポンピング」をするためのレバーが付いているが、その根本に密閉性を高めるためのパッキングがついている。 この部分が柔軟性を失い、固くなると、スムースなポンピングができなくなるばかりか、最悪の場合、加圧できなくなる。 そのため定期的に注油する必要がある。リュブリカントはそのための専用潤滑油で、「ツーバーナー」や「ランタン」を使う時には必携。

リバーツーリング とは
リバーツーリングとは1本の川を区間を決めて、数日の工程をかけてカヤック(主にファルトボート)で川を下ること。 テントやその他のキャンプに必要な道具を必要最小限にしたものをバックパックしカヤックに積み込み、日が暮れると河原などでキャンプをする。 リバーツーリングの最大の楽しみは単にカヤックで川を下るというもに止まらず、その土地土地での人との交流や食べ物、そして童心にかえり本気で水遊びをすること。 リバーツーリングにも人によって様々なスタイルがあるのも事実だが、根底にあるものは日常では決して味わうことのできない本気の水遊びなのだ。 リバーツーリングにおける西日本最大のメッカといえば四万十川(しまんとがわ)だろう。

レイヤードシステム とは
衣服の重ね着のこと。野外では気温や湿度、風雨など私たちを取り巻く自然環境は、常に変化する。 それに対応するためには、インナーからアウターまで素材や機能、デザインの異なる何枚かの衣服を重ね着し、状況の変化によって脱ぎ着するのがもっとも合理的。 最近ではレイヤードを前提にして企画されたシリーズ商品が登場しているが、ジッパーやベルクロで衣料同士の脱着が可能な高機能タイプもあり、注目を集めている。

ロッジテント とは
方形のシルエットを持つテントの総称。かつてファミリー、大人数向けテントといえばこのタイプが主流だった。 直線的な太いポールで梁のような骨組を作った上で、生地を被せたり、フックでぶら下げる構造が多く、重量がかさみ、コンパクトな収納が難しいという課題があったため、近年は、「オートキャンプ」でもドーム型が普及している。 しかし、四隅までスペースが無駄にならず、ロッジテント独特の居住性と解放感を好むファンも多い。


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